長寿の秘訣家族の絆よりも仲のよい友人関係が長寿の秘訣
04年の国立長寿医療センターの調査によると、年をとることに不安を感じている人が 全世代を通じて80%を超えている。 老後不安は、病気、貧乏、孤独という3匹の鬼が待ち構えているからで、ほとんどが 鬼の餌食になっているようです。 今年の前半は、会社員時代の先輩達が60~65歳でバタバタと亡くなりました。 ほとんどがガンでした。 バブルがはじけた時に管理職で、多大なストレスを受けたことが原因だと思います。 長寿には豊かな人脈が欠かせないことがわかる調査結果です。 サラリーマンは定年後には年賀状の数が激減することでショックを受けるそうです。 私の探求している幸福医学では、病気、貧乏、孤独をまとめて解決できると思っています。 *************************************************************** オーストラリアの新しい研究で、高齢者がさらに長生きするにあたり、身近な家族とのつながりよりもよい仲間に恵まれることの方が重要であることが示唆された。医学誌「Epidemiology and Community Health」7月号に発表された。 Flinders大学(アデレード)の研究者らが、70歳以上の高齢者約1,500人を対象に、家族や友人などさまざまな社会的なつながりを持つ中で、どの程度の付き合いや電話連絡をしているかを調査した。その際、社会経済的状況、健康およびライフスタイルなど、長寿に影響を及ぼすことで知られる諸因子も調査項目とし、その後10年間にわたって、参加者の生存に関して追跡調査を実施した。 その結果、子供や親類との密接な連絡有無は、生存率に対してほとんど影響を及ぼしていなかった。しかし、長期間にわたって友人や親友と密接なつながりをもつ高齢者は、比較的友人が少ない高齢者よりも生存率がはるかに高いことが明らかにされた。さらに、配偶者の死亡や友人が引っ越すなど身近な人がいなくなっても、この「フレンドリー効果」は持続することがわかった。 友人の有無は、喫煙や飲酒など健康面での習慣や、何らかの症状が現れた際に医師を受診するかどうかに影響を及ぼす。また、友人がいるかどうかは、気分や自尊心、困難に対処する能力に重大な影響を及ぼすものと考えられる。 (出展:HealthDay News)
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